観劇鑑賞ADME録

色んな作品を咀嚼するブログ。ネタバレしかないです。

【映画感想】新感染 ファイナル・エクスプレス

鑑賞日:2022.7.14(木)
2017年の作品。
プライムビデオにて鑑賞
プライム対象作品では無かったんですけど何故か父親が課金して昼間見たので24時間経つ前に急いで母と見た次第
なお母親は極度のホラーアレルギー 果たしてまともに鑑賞できるのか!?
まあホラー苦手なのは私も人のことは言えんけど……

あらすじ

ファンドマネージャーとしてバリバリ働く主人公。働きすぎて妻は愛想を尽かして釜山に、娘スアンもなんだか諦めモード。誕生日にWiiを買って機嫌も取るもなんとそのWiiは2台目。やらかした雰囲気……。
『プレゼントより、ママに会いに釜山に行きたい!』という娘のためしぶしぶ釜山行きの特急列車に乗る父娘。同じ列車には妊婦とその旦那、高校球児、高齢姉妹やバス会社社長などのメンツ。
出発直前、足に歯形のある女性が転がり込む。何事もなかったかのように発車する列車。トイレでもがく女性。彼女は『感染』していた。実はそれは、列車の外の世界でも……。
まもなく列車内はゾンビパニックに!あれやこれやで乗り切った先の駅もゾンビ!ゾンビ!ゾンビ!!
どうやら韓国全体がこんな感じらしい。いや、釜山はなんとか大丈夫だとか???
ゾンビと戦いつつ釜山を目指して列車旅を続ける一行。
果たして主人公は妻の元にたどり着けるのか!?

感想

いやタイトル……ギャグじゃん!!!
これ原題なに??ってググったら直訳すると『釜山行き』らしいですね。いや〜シンプルイズベスト!!まあでも日本人わかりやすいのを求めるからなタイトルに……。
特急列車内というかなり特殊な環境下でのゾンビパニックは新鮮で面白かった!外の世界からの情報が絶妙に制限されてる塩梅もいい。
あと、とにかくマ・ドンソクはマジで最強なんだなの一言に尽きる。
あの人がいたら大体大丈夫。勝ちフラグ
主人公がバッチバチの頭脳派なので、そこにバッキバキの肉体派マドンソクが加わったらまあ最強に決まってるんですわ。
だからってゾンビだらけの車両縦断はマジで気が狂ってるとしか思えんけどな
マドンソク、後半ゾンビ側として立ち塞がって来たらマジで詰みだったのでそうはならずに良かった……けど、それはそれでむっちゃ胸熱展開なのでちょっとがっかりもした

スヨンちゃんの歌う『アロハオエ』、お父さんのために練習した歌、最後にトンネル内で歌っていたのは鎮魂的な意味があるのかな。それがために生存endに繋がったんだと思うと良かったねえ……ってなる。

マドンソクの最強妊婦守護おじさんとかスヨンちゃんみたいな他者を助けるために動ける者は少数派で、大体は自分勝手な奴らなんだよね。こういうエゴがモロに出るのはゾンビパニックのいいところだな〜。バス会社のクソ社長はまんまそうだけど、ゾンビ化したお姉さんを見て扉を開けてしまう妹おばあさんもある意味ではね。私は確実にエゴ剥き出しタイプだと思うので因果応報的にゾンビ化する人です。この世界がゾンビ化しませんように……。

まとめ

ホラーっていうよりパニックホラー。
マドンソクが無双してるのでアクション映画に分類しても良いかもしれない。
エンタメ作品として面白かった〜!ホラーって聞いてたけど全然余裕だったな😄って隣見たら母親は普通に気分悪そうで翌日1日寝込んでました。そ、そんなに……?
続編はなんか色々違うらしい 機会があれば見てみたいな〜