観劇鑑賞ADME録

色んな作品を咀嚼するブログ。ネタバレしかないです。

【映画感想】RE:cycle of the PENGUINDRUM【前編】君の列車は生存戦略

鑑賞日:2022.5.3(火祝)

※1回目

2022年の映画作品。

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『丸一日映画館に篭ろうデー』4作品目になります!あれっ3作品目は……?コナン見たんだけど眼精疲労MAXで落ちました。不可抗力。犯人だけ分かってる状態。もっかい見なきゃ……。

輪るピングドラム』は1995年のある日に生まれた子どもたちを中心とした、様々な人達の罪と罰を描いた作品です。テレビアニメ放送当時、私も冠葉や晶馬、苹果と同じ95年生まれの16歳だったのですごく感慨深い。そんな私も今や27歳、結局何者にも成れていません。

 

こんな感じのあらすじ

その幼い少年2人は水族館にいました。どうしてここに?僕たちの名前は??何も分からないまま、小さな赤ちゃんペンギン『プリンチュペンギン』に導かれるまま辿り着いた〈中央図書館そらの孔分室〉。そこの司書、桃果から差し出されたのは、少年達の物語。きっと何者にもなれる彼らの運命の至る先とは――?

 

全体的な感想

テレビアニメ1クール目の総編集に、最終回後の冠葉・晶馬のそらの孔分室パートが挟まる感じ。プリンチュペンギンが敵か味方かよく分かんないです。桃果が居なくなった時点で乗っ取りが起こったのかも(乗っ取りとかある???) 渡瀬眞悧が颯爽と登場したところで前編はエンドです。マジで何回見てもこいつ胡散臭いな……。


キャラクターについて

・高倉冠葉

女泣かせパートは速攻で片付けられるのでプレイボーイの印象薄め。まだ前半なので闇は深く無いけど、黒づくめの男から厚い札束受け取ってたりこの辺りから既に片鱗は見せてます。綺麗なジャイアンだ……


・高倉晶馬

良い子。良い子だよねえ。良い子すぎるが故に苹果に「君のお姉さんが死んだのは僕たちのせいなんだ」の台詞がムカつくし悲しいね。開き直りを覚えてほしい。晶馬悪くねえし。


・高倉陽毬

癒し。ドレミちゃんヘアスタイル大好き。トリプルHのくだりは何回見ても悲しいです。劇場でもこの辺でやたら鼻啜る音聞こえた。


・荻野目苹果

出た!!!電波ゆんゆん大迷惑ストーカー女!!!!!

物語前半で視聴者のヘイトを一身に集めた苹果ちゃんです。一応映画前編は苹果ちゃんの情緒が多少落ち着いたあたりで締められるのでまだマシかな。私は総合的に苹果ちゃん好きです。それにしても前半の荻野目苹果のパワーには目を見張るものがある……


・荻野目桃果

今作での新要素!!!プリンセスオブザクリスタル風の衣装です。中々似合っておる。具体的な正体が判明する前に退場してしまいました。後半に期待。まあ後半でも明かされなさそうな気がするけど……


・プリンチュペンギン

こいつだよこいつ

「バッキュ💕」とか言ってる間は可愛かったのに日本語喋るようになった途端子憎らしいことしか言わなくなりました。殴るぞ。後編でどうなるのか、色んな意味で楽しみ

【5/14追記】

この事を友人に言ったら

「え?プリンチュペンギン、なんか背中にシール貼られてから豹変しだしたじゃん。渡瀬眞悧に乗っ取られたんだと思う」

と言われてマジで!?となりました。じゃあ許そう……(?)

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余談ですがピンドラ展は大変良きでした

 

まとめ

概ねテレビ版の編集だったのですが、どうでも良いシーンは省略されているのでピンドラ特有のモブピクトグラムが少なかったのが残念……これは仕方がないけど。というか私自身がモブピクトにちょっと慣れが生まれてる可能性もある。映画後編はそらの孔分室パートとどの様に繋げていくのかが純粋に気になります。

後編『僕は君を愛してる』の公開は7月22日予定だそうです。楽しみ!


ここまで読んでいただきありがとうございます!